2020年6月12日。小雨。
潮汐は中潮で、満潮は22時半。
本日は、新神谷橋(王子神谷駅)にうなぎを釣りにでた。
ここは、過去にうなぎを数本釣り上げた、実績のあるポイントだ。
ということで今回は、できる限り過去の構図のまま、こちらのブログをお届けしたいと思います。
さて、本題(紀行)に入る前に うなぎのシーズンについて簡単におさらいしてみよう。
うなぎの最盛期は、越冬のために荒食いするは秋口といわれているが、 暖かい時期(4月~10月まで)に入れば、まあシーズンといわれている。
そして、きゃつらは夜行性で濁りを好む。
現在時刻は20時をまわったところで、雨がやや強まってきている。
つまり、シーズン中の時合に、濁りも加えた最高のコンディションということは言うまでもないだろう。
それでは紀行に戻ろう。
新神谷橋のある、王子神谷駅は周辺には釣具屋は無いので、池袋の上州屋で餌を調達してきたのである。
王子神谷駅からポイントまでやや距離がるのが難点である。が、この顔をみるとそんな事を忘れさせてくれるのである。
駅から徒歩15分程でポイントに到着。
本日は雨のせいか、先客はひとりもいなかった。
カップ氷にハイボールを注ぎ、ウグウグしてから釣りの開始である。
熊太郎「太虫」を装填していると、過去の記憶がよみがえる。相も変わらず「太さ」が足りない代物であるということを。
置き竿でうなぎを迎え撃つ。
時折、様子を確認するものの、食いの気配はなかった。
風が吹き始め、潮も満ちていき、次第に川は汚れていった。
そんな事もおかまいなしに、ホラッチョはニッコニコである。
雨が強まってきたので、置き竿に鈴を装填し橋の下に避難。
しばらくすると
鈴がりんりんと鳴りだしたのである
慌ててかけより、ホラッチョが鬼のフッキング。
結果は、言うまでもない。
これからが、いい時間帯ではあるが、雨に打たれて活動限界。納竿である。
久々に、東京釣り紀行らしい、ゆるーい釣りを楽しんだひとときでありました。